ジースリー代表 山村のリフォームへの想い
真撃にお客様と向き合えば、こちらの意志は必ず伝わる
江戸川区で実績20年の総合リフォーム会社
オーナー向けのリフォーム提案も
一級建築施工管理技士の山村代表が経営する株式会社ジースリー(東京都江戸川区)は20年以上の実績を持つ「地域密着の総合リフォーム会社」だ。
フローリングやクロスの張替えなどの内装から、 外壁や屋根の塗装などの外装、建物を防水保護する防水、浴槽・トイレ・キッチンなどの水回り、生活環境の変化や家族構成の変化に合わせた増改築まで、 家づくりに関することなら何でも対応できる。 豊富な施工実績をもとに、不動産を所有するオーナー向けのリフォーム提案や空室対策のコンサルティングも行っている。
「入居者が入らないにはそれなりの理由がある。部屋を一目見ればその理由を説明できる」と一級建築施工管理技士の山村社長は言う。
クリーニング済みの部屋であっても、業者によっては汚れたところを残して終わることもある。そんな場合には、シミ抜きまでやるというから驚きだ。 完成度の高さから、一度縁のあったお客様から寄せられる信頼は篤く、リピート率が高いのが特徴だ。
1年500日分働いた現場経験を活かして独立
江戸川区で生まれ育った山村社長は工業高校の建築科を卒業後、奥さんの親戚が経営していた建設会社に入社して、数多くの現場を経験した。 「現場は全て違う。365日あったら500日分位働いてきたから、その違いにどう対応したらいいかがわかる」(山村代表)。
総合リフォームには12の施工業者が必要だというが、やろうと思えば全ての作業を一人でこなせるだけの技術は身に付けている。
その証拠に、江戸川区にある自宅玄関の壁紙は自分で貼ったが、難しい絵柄であるにも関わらず、指摘されないと継ぎ目があることに全く気付かない。
ダンプの大型免許も取得しており、その資格のおかげで皇居内の施工を手がけたこともある。
設計の知識も豊富で二級建築士の資格を取得することも真剣に考えたが、やがて「自分がなりたいのは職人でも設計士でもなく、 彼らとお客様を仲介してモノを作る人」だと気づき、26歳で独立。人の2倍、3倍働いてリフォーム業者として信用を築いてきた。
「ジースリー」という社名には、そんな山村社長の深い想いが込められている。
「Gは英語でグレイトの意味もあるし、尊敬する人が経営する会社にGをつけていたのもある。スリーというのはトライアングルを意味していて、 三脚みたいに安定感のある会社になったらいいなと。凹凸のある床や登山道のようなところでは、三脚が一番安定するでしょ。1や2は点や線でしかないけれど、 3になって初めて面が完成する、全てがそろうといわれているのもGを3つにした理由の一つですね。 仕事もそうだと思うんです。元請け、弊社、職人さんのトライアングルを作ることで状況の共有がうまくでき円滑に仕事を行える。 何事も3というのはちょうどいいんですね。私の理念の「信・行・学」と3つにしているのもその理由です。(笑)」
2011年には会社を株式会社にし、規模の大きなリフォームを請け負えるよう東京都の建設業許可を取得。ホームページや名刺もプロに依頼し、マーケティングにも力を入れ始めた。 そのかいあって、最近では銀座ルミネ2FにあるレストランHERBSの内装や外国人観光客によく利用される小岩の旅館の内装なども手掛けており、家だけでなくビルや店舗へも事業を拡大している。
リフォームに必要なのは幅広い知識と人脈
一級建築施工管理技士の山村社長が経営者として実行しているのが「自らお客様と対話すること」だ。
大手は現場を知らない営業があれもできます、これもできますと安請け合いして、いざ職人が現場に入ると「できません」となることが多い。 自分も下請けとしてそのような事例を経験したからこそ、「この仕事は社長である私が現場に入って施工します」とアピールし、どんな質問も自分自身が直に受け答えして、安心してもらう。 「真摯にお客様と向き合って話せば、こちらの真意は必ず相手に伝わる」と信じているし、信用される自信もある。
いま手がけているペットショップのオーナーは、これまでに二度リフォームして二度とも失敗し、どこに頼んだらいいのかわからなくなっていたところに、知人からジースリーを紹介された。 当初はリフォーム会社に不信感を募らせていたが、山村代表に出会い、「こんなリフォーム会社もあったんだ」と驚かれた。現場に通ううち、もう一部屋、もう一部屋と新たな依頼を受けて、 とうとうキッチンのリフォームまで依頼されたという。
「犬や猫が壁をひっかいたりするから、傷つきにくく空気を綺麗にする壁紙や匂いを吸収するクッション性のフローリング材を使うことを提案しました。 壁の色も店舗だから白でなく明るくしてね。流し台を付けるから水回りも必要だし、ドライヤーを何台も使うので、電気の容量も上げないといけない。 リフォームは素材や配管・電気なども含め、幅広い知識とセンスがないといい提案はできないし、その提案を具現化するには人脈に恵まれている必要がある。 そのどちらもない業者が多すぎるのが問題なのです」
ジースリーでは工事保証にも対応しているが、何より地域密着だからいい加減な仕事はできない。施工自体に問題はなくても、何か要望があれば、すぐにメンテナンスに駆けつける。 そのような姿勢が評判をよび、リピーターの獲得につながっているのだ。
お客様の喜んでくれる顔がステータス
一級建築施工管理技士の山村代表が経営者として大切にしているのは、「信・行・学」の3つ。「この3つは、私の理念で、会社名の由来でもあります。」と熱く語っていただいた。
信とは、お客様からの信用だけでなく、現場に入ってくれる職人さんからの信用という意味もある。「職人は下請けという意識があったら、人はついてきてくれません。 また、元請けさん(オーナーさん)、下請け職人さんたちに感謝の気持ちを忘れずに接して行くことです。感謝することで、 私と元請けさん及び職人さんでトライアングル(三角形)になり3つだとつり合いが取れると言う事です。」と、常に感謝の気持ちを忘れない。
行は実践。「お客様に対して出来るだけのサポートをして親身になって満足して頂けるよう人より2倍、3倍と働いて認められるように頑張って行こうという意味です。」
学は勉強。「日々勉強を怠らず新しい材料、やり方、技術、施工方法などをオーナー様にお伝えできればと常に考えて行動しております。自分は出来ると過信せず、天狗にならずに、 初心の心を決して忘れずに日々精進していければと思っております。」 口に出したこと、考えたことはすぐ行動に移す、新しい素材や技術を学ぶことも経営者として欠かせない資質である。 だが、それもこれも、究極の目的はいい仕事をして、お客様に満足してもらうためにある。
「私にはお客様が喜んでくれる顔がステータス。この仕事が天職だと思っています」
ジースリーにとってのグレイトとは、つまるところ地域のお客様に信用され、愛されるリフォーム会社になるということなのだ。